パワーポール修理（モーターまわりっぱなし編）

今回のパワーポール修理はモーターの誤作動
常にUP状態
リモコンか？基盤か？モーターか？

とりあえずバラしてみる
心配していた内部への浸水は大丈夫
スイッチの付いてるフタを外したところモーターの動きが止まりました
原因はスイッチの様です

あんまりこういうところはいじりたくないのですが、ちょっとペロンとめくってみました

回路がリークしてますね
普通はありえない事ですが…

リーク部分を削り落として

ついでにモジュールのアップデートも行いました

ヤマハ225ＥＦＩ修理

バッテリーが急速にあがってしまう…という事でしたが、 コイルがまっくろこげ

新品に交換
しかし、バッテリーを繋ぐと発熱してしまいます
レギュレータがショートして電気が逆流して、チャージコイルが電気ストーブ状態になっている様です

レギュレーターも交換させていただいて、始動テスト
充電ＯＫ！

バウローラー交換

古くなったバウローラー

新しいものに交換

パワーポールシリンダー交換

パワーポールが上がらなくなったとの事でしたが、シャフトが曲がっていました

これでは無理ですね

ボルトも要交換

修理完了

カプラーサビ落とし

サビてしまったカプラー

サビを落としてコーティングしました

タイヤ交換

タイヤのバースト
中のワイヤーがはじけとんでます
寿命のようですね

今回もミネルバタイヤをセレクト
お求めやすい価格です

デッキLED

Z520c関和プロ艇
LED取り付けさせて頂きました
日本でも最近付ける人増えてきてるそうです

MERC 2.5L水周り修理

冷却水の上がりが悪いとの修理依頼
マーキュリーの2.5Lエンジン（150、175、200馬力）は水周りが弱いですね

サーモスタッドをチェック
色がすでにやばそうですが、固着気味でした
熱を加えると、左の新品は開いてますが、手前二つは閉じたままです

インペラも変形

ウォーターポンプのガスケットもやぶれてます

こういうちょっとした不具合のあわせ技で、なんとなくオーバーヒート気味で使用していると、前兆なく突然焼きつくハメに

日ごろのメンテが大事です

プロペラ修正

結構良く頼まれる作業です
小さい歪みは叩いて、大きい歪みは曲げで修正します

作業前

水中では超高速で回転してるので、わずかなキズや曲がりが抵抗になります

曲がったプロペラは燃費が悪くなり、立ち上がりも遅くなり最高速も落ちます

作業後

先端のでこぼこをなめらかかつ鋭角に仕上げ、回転をスムーズに

ちなみにこちらのペラはカット（プロペラチューン）済み
ベントホール無し29T1という恐ろしいペラですがきちんとプレーニングしています

ボートの立ち上がりに不満がある方はご相談ください

ヤマハO2センサーオーバーホール

ヤマハEFIエンジンのO2センサーです

中は燃えカスがびっしり

カーボンが詰まっている事もよくあります
ここが詰まると明らかにパワーが落ちます
燃費も悪くなるので、10年も使ったら一度清掃するのをおすすめします